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貸倒引当金

貸倒引当金とは、受取手形、売掛金、貸付金などの貸倒れに備えて、次期以降における取立不能見込額を見積もり計上したものです。

①決算時に、売掛金の期末残高1,000,000円に対して、5%の貸倒引当金を計上しました。

②翌期になり、売掛金のうち、80,000円が貸倒れとなりました。

①の例ですが、会計上においては、貸倒引当金は、将来に備えて合理的に見積ることが大切ですが、税法上においては、損金に算入できる限度額が決まっていますので、注意してください。
②は、実際に貸倒が生じた例ですが、まず前期に計上した貸倒引当金を用い、売掛金と相殺します。貸倒引当金で足りなかった分は、貸倒損失として、計上します。

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