税務コラム

関信会広報部 編集長後記

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かんしんえつ 2011年10月

10月に入り朝夕は肌寒いくらいになってきた。初雪のニュースを見ながら、夏の暑い時には早く涼しくならないものかと思っていたのに、なぜか寂しい気持ちになった。震災から半年以上たつが、なかなか復興が進まない。仮設住宅で迎える冬の寒さは、一段と厳しく感じるのではないか。

復興財源が必要なのは当然だが、一方的に「臨時増税を国民にお願いする」といわれてもそう簡単には受け入れられない。昨日(10/3)、野田首相が国家公務員宿舎朝霞住宅(埼玉県朝霞市)建設予定地を視察し、すぐに事業凍結を決めた。事業仕分けで「凍結」、その後「再開」決定、与野党の批判を受けてまた今回「凍結」となった。朝霞市では、元々反対の声が強かったが、事業が中止されたわけではなく、問題を先送りしたにすぎない。

先日、狭山茶からセシウム検出というニュースがあったが、ついに入間市(埼玉県)の製茶業者が倒産した。原発事故の風評被害の影響が大きく、売上が激減したという。「科学的根拠に基づいた数値を示さない国の責任」が大きく、早く対策を示せなければ同様の倒産は止められない。

顧問先企業の業績が厳しい。リーマンショックで落ち込んだ後、少し持ち直してきたところに、今回の震災と原発事故。被災地と直接関係がない企業も例外ではない。最近は、資金繰りの相談が多くなり、金融機関に借入を申し込むよりは廃業を選ぶ経営者もいる。

今後の増税は避けられない。しかし、その前に景気が回復し、雇用の安定と企業の業績アップを図っていかなければならないのではないか。税理士もがんばろう!

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