<国税庁からのお知らせ>相続税e-Taxの利便性向上策等について
1.相続税e-Taxにおける利用者識別番号の確認方法の簡素化
財産取得者(相続人等)の利用者識別番号が不明な場合、「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」(以下「変更等届出書」といいます。)に一定の事項を入力の上、代理送信していただくことで、税理士の方に利用者識別番号の有無等を電話で連絡するよう対応しております。
また、令和6年12月2日からは、複数の財産取得者の利用者識別番号が1件の変更等届出書の送信で確認できる取組も開始しております。
変更等届出書の入力方法等につきましては、「リーフレット『利用者識別番号が不明な場合はコレで確認』」をご参照ください。
(注)1本対応は、相続税申告の代理送信の場合のみの対応となります。
2変更等届出書は、e-Taxソフト又は民間ソフト(国税庁の仕様公開に基づき作成された
会計ソフト等)を使用して送信してください。
2.添付書類のスキャナ読取り要件の見直し
添付書類等のイメージデータ(PDF 形式)について、これまではカラー階調(いわゆる、フルカラー)によりスキャナ読取り等を行う必要がありましたが、 令和7 年4 月1 日からは白黒階調(いわゆる、グレースケール)によるスキャナ読取り等も可能となりました。
(注) カラー階調でスキャナ読取り等を行ったイメージデータ(PDF 形式)の提出も引き続き可能です。
〇 e-Tax ホームページ(添付書類等のスキャナ読取り等の要件の見直しについて)
3.相続税e-Tax特設サイトのご案内(よくある質問の改訂)
国税庁ホームページには、相続税e-Taxに関する情報(国税庁で実施した利便性向上策、Q&A、イメージデータで提出可能な添付書類など)を集約した「相続税e-Tax特設サイト」を開設しております。
また、e-Taxホームページに掲載している「相続税申告の作成・提出に関するよくある質問」をリニューアルいたしましたので、ぜひご活用ください。
※ 相続税e-Taxのポイントをまとめた、「相続税e-Taxのよくある質問」もご参照ください。
〇 国税庁ホームページ「相続税e-Tax 特設サイト」
〇 相続税申告の作成・提出についてよくある質問(e-Taxホームページ)
4.「相続税e-Taxに関するアンケート」への協力依頼
国税庁では、税理士の皆様の相続税e-Taxに関するご意見・ご要望等を踏まえ、更なる利便性向上策等を検討していきたいと考えております。
そのため、過去1年以内に代理送信を行ったことのある税理士の皆様(※)のメッセージボックスに、相続税e-Tax特設サイトの周知及びアンケートの協力依頼(送信日:令和7年10月20日(月))を送信させていただいておりますので、アンケートのご協力をお願い申し上げます。
※ 送信データに国税庁の保有情報を紐付けることのできた方に限ります。
〇 アンケートは、MicrosoftForms による無記名方式で、5分程度で終了します(掲載期間:令和7年10 月20 日(月)から令和8年1月23 日(金)まで)。




